好きなものがある。でも、なんとなく言えない。
「引かれたらどうしよう」「場の空気が変わるかも」そう思ううちに、いつの間にか黙ることが習慣になってはいませんか? あなたの純粋な「好き」という気持ちに、そろそろ居場所をあげてみませんか。
「好き」を飲み込んできたのは、あなたの優しさのせいだった

誰かを不快にさせたくなくて。場を壊したくなくて。浮きたくなくて。
そうして「好き」を引っ込めてきた回数は、きっと数えきれないほどあるでしょう。それはあなたが周りを思いやれる、とても優しい人だからです。でも、その優しさが自分自身に向かうことを、ずっと後回しにしてはいませんでしたか? そのことに、今少しだけ気づいてあげてください。
否定された記憶が、心のドアを静かに閉めた

過去にたった一度、「それ、よくわからないね」と言われただけで、もう二度と話したくないと思った経験があるかもしれません。それだけ、あなたにとってその「好き」は大切で、守りたい聖域だったということなのです。
でも、あなたの感性に共鳴できる人が、この世界に一人もいないわけではありません。まだ出会っていないだけ。あなたの「好き」は、否定されるために存在しているのではないのです。
まず、自分自身が自分の「好き」を全力で受け取ってあげる

「誰かにわかってほしい」と思う前に、まず自分自身がその「好き」を、一番の理解者として受け止めてあげてください。
「これが好きでいいんだ」「この感性は、私だけの宝物」。誰よりも先に、あなたがその気持ちを信じてあげること。それが、いつか外に向かって「好き」と言えるようになるための、何より大切な準備になります。
「好き」を肯定できたとき、心に新しい余白が生まれる

しまい込んできた気持ちを「あっていいんだ」と認めるだけで、心のつかえが少しずつ取れていきます。自分の「好き」を許せると、不思議と他人の「好き」ももっと尊重できるようになり、心に心地よい余白が生まれます。
あなたの世界を彩る大切な色を、どうか消さないでください。その色は、あなたという人間を輝かせるための、かけがえのない光なのですから。
【慈問】
「もし、誰にも否定されない世界だったら、一番好きを大声で叫びたいですか?」
あなたの内側から届いた、小さなサインに。
物語を鏡にして見えてきた、あなたの本当の気持ち。
一人で抱えるのが重たくなったときは、
そっと隣で並んで歩かせてください。
言葉にすることで、心は少しずつ呼吸しやすくなります。

