続きのある物語を追いかける喜びを、あなたは知っていますか。
誰かの一生をそっと見守るような、あの感覚。
漫画『国宝』は今、第4巻まで来ています。
まだ4巻。でも、それでいい。

喜久雄の物語は2024年9月の第1巻からはじまり、2025年11月に第4巻が刊行されました。
まだ4巻。でもそれは、はじまりから今まで一気に追えるということです。連載中の作品は気づけば巻数を重ねてしまいがちですが、今の『国宝』なら、物語の核心をつかむのにちょうどよい量がここにあります。
第4巻、物語に熱が生まれる

第4巻では、喜久雄と俊介がそれぞれ積み上げてきたものがぶつかり始めます。芸道と血筋。覚悟と嫉妬。
静かな緊張感の中に、新しい熱が生まれる。ページを閉じても、どこかその世界にいたくなる……。読み終えたあと、しばらく余韻の中に身を置きたくなるような、そんな一冊です。
待つ時間も、この物語の一部

第5巻以降の発売日はまだ発表されていません。でも、待つ時間があるということは、余韻に浸れる時間があるということでもあります。
急がなくていい。今の4巻を、ゆっくり味わってみてください。焦りとは無縁の物語ですから、この作品はそういう読み方がよく似合います。
今日から、はじめてもいい

はじまりから見届けられる物語があること。登場人物たちの選択を、最初から一緒に見守れること。それだけで、日常にそっと灯りがともります。
喜久雄の一生は、まだ続いています。この先、彼がどんな舞台に立つのか。よかったら、今日からここではじめてみてください。
【慈問】
「早く続きを」と、今この瞬間の余韻を急いで通り過ぎていませんか?
満たされない「空白の時間」さえも、豊かな物語の一部。
あなたの内側から届いた、小さなサインに。
物語を鏡にして見えてきた、あなたの本当の気持ち。
一人で抱えるのが重たくなったときは、
そっと隣で並んで歩かせてください。
言葉にすることで、心は少しずつ呼吸しやすくなります。

