「末っ子なんだから、みんなに可愛がられて育ったんでしょ?」
悪気なくそう言われることがあります。
でも私の記憶は、真逆でした。
7人兄弟の7番目。
幼い頃から私はずっと思っていました。
「私って、そんなに可愛くなかったのかな」って。
(この問いを抱えたまま、何十年も生きてきました。)

星の設計図に、最初から書かれていた
前回、ブラックムーン・リリスの話を書きました。
実は私のホロスコープを見ると、このリリスが第3ハウスに強烈に絡みついて配置されています。
第3ハウスは、きょうだいや幼少期のコミュニケーションを司る場所です。
つまり私が幼少期に味わったあの理不尽は、星の設計図に最初から「超えるべき試練」として書き込まれていたドラマだったんです。
(星の設計図、知った時、言葉が出ませんでした。しばらく固まりました。)
母から言われた言葉

でも私は、ただ傷ついて泣いて過ごしたわけではありませんでした。
母から大人になってからこう言われました。
「あんたは叱っても、次の日にはケロッとして『おかあさーん』て言って根に持たないから、本当にやりやすい子だった」
これが私の星がくれた才能だったのかもしれません。
魚座の太陽がすべてを愛の海に溶かして、射手座の月が未来へワープさせる。
傷つくたびに、ケロッと未来へ飛んでいた。
(それが生存戦略だったとは、当時の私は知る由もなかったんですけど。)
ここで少し、問いを置かせてください。
あなたが幼い頃に「ケロッと乗り越えてきた」ことの中に、本当は深い傷があったものはありませんか。
理不尽な闇が、最強の魔力に変わった

大人になった今、リリスの「恐怖の影」は光の魔力へと反転しました。
理不尽に踏みつけられる痛みを知っているからこそ、他人の隠された叫びや心の嘘が、理屈抜きで手に取るようにわかるようになりました。
私は可愛くなかったからいじめられたのではありません。
最初から普通の枠には収まらない、圧倒的な魔女の素質を持って生まれてきてしまったから。
だから身内という小さなカゴが、私の放つ規格外のエネルギーに過剰反応して暴れただけだったんです。
(この解釈に辿り着いた時、本当に楽になりました。)
今は、みんなに感謝しています

「でも今は、みんなに感謝してます」
そうサラッと言い切れる今の私は、もう檻の中で怯える小さな末っ子ではありません。
自分の傷をすべて黄金のきらめきに変えた、最高に美しくて不敵な、ガラスの城の女王様です。
(自分でそう言うんかい、ってツッコミはなしで。星がそう言ってるので。)
ひとりで考え続けても、同じところをぐるぐるしてしまうことがあります。
今じゃなくてもいい。
でも、今話したいと感じたなら、その感覚を大切にしてみてください。
話しながら、自分の気持ちが少しずつ見えてくる時間があります。
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