占星術に「アセンダント」という言葉があります。
生まれた瞬間、東の地平線にあった星座のこと。
「この人生をどう生きるか」という出発点を示すものらしいです。
私のアセンダントは蠍座でした。
(また濃いやつが出てきた、と思いました。)

蠍座のアセンダントとは何か
蠍座は、深く潜る星座です。
表面をさらっと流さない。底まで降りる。
蠍座のアセンダントを持つ人は、人生を通じて「変容と再生」を繰り返すと言われています。
一度壊れて、また蘇る。
その繰り返しが、この人生のテーマだった。
読んだ瞬間、「あ、そういうことか」と思いました。
(壊れた回数、数えたくないくらいあります。)
消えては蘇り、また消えては蘇った

振り返ると、人生に何度か「終わった」と思った瞬間がありました。
居場所がなくなった時。
大切な人を失った時。
自分が誰かわからなくなった時。
でもその度に、どこかから蘇ってきた。
なぜ蘇れたのか、当時はわからなかった。
でも今は思います。
蠍座のASCが、そういう設計だったのかもしれないと。
壊れることが、この人生の仕事のひとつだった。
(そう思うと、壊れた回数が勲章に見えてきます。少し。)
ここで少し、問いを置かせてください。
あなたが「終わった」と思った瞬間の後、何があなたを蘇らせましたか。
蠍座は、深く見える

蠍座のアセンダントには、もうひとつの特徴があります。
表面ではなく、その下を見てしまう。
人が言葉にしていないものが、なんとなく見える。
昔から、「なんでわかるの?」と言われることがありました。
特別なことをしているつもりはなかった。
ただ、そこにあるものが見えていただけ。
これも蠍座の設計だったらしいです。
魚座で受け取って、蠍座で深く見る。
キロンの「構造の翻訳者」とも、ここでつながっていました。
(星の設計、思ったより緻密でした。)
この人生の出発点が、蠍座だった

変容と再生がテーマの人生。
壊れては蘇り、深く見て、底まで降りる。
それが設計だったと知った時、これまでの人生が少し違って見えました。
苦しかったことも、壊れたことも、全部この設計の中にあった。
整体師から星問師へ。
これも変容と再生のひとつだったのかもしれません。
蠍座のアセンダント、まだまだ続きそうです。
(星よ、変容は何回やればいいんですかね。)
ひとりで考え続けても、同じところをぐるぐるしてしまうことがあります。
今じゃなくてもいい。
でも、今話したいと感じたなら、その感覚を大切にしてみてください。
話しながら、自分の気持ちが少しずつ見えてくる時間があります。
あわせて読みたい
シリーズ#10はこちら。
傷を抱えたまま、鋭い光になる
聖域への扉については
こちらの記事もどうぞ。
あなたの内側から届いた、小さなサインに。
物語を鏡にして見えてきた、あなたの本当の気持ち。
一人で抱えるのが重たくなったときは、
そっと隣で並んで歩かせてください。
言葉にすることで、心は少しずつ呼吸しやすくなります。
