何かうまくいかないとき、無意識に「私のせいかも」と思っていませんか。
誰よりも先に謝るのが癖になり、自分が悪いと思い込んでしまう。その優しすぎる足枷を、少しずつ手放していい時が来ているのかもしれません。
「私のせい」という口癖の裏側にある、あなたの繊細な優しさ

「私のせいかも」と反射的に思ってしまう人は、それだけ周囲の空気を感じ取り、調和を保とうとする繊細な気配りができる人です。
けれど、世界で起きるすべての不具合を自分一人で背負い続けていると、心はいつの間にか重く動けなくなってしまいます。タロットの「正義」のカードは、天秤を掲げながらこう伝えています。「責任は、決してあなただけの片方の皿に乗るものではない」と。物事には常に複数の要因があり、あなたはただその一部に居合わせただけなのかもしれないのです。
タロットカードが告げる、静かな「自己解放」への誘い

タロットの最後を飾る「世界」のカードは、統合と解放、そして一つのサイクルの完成を象徴します。
それは、これまで必死に守り、背負ってきた重荷をそっと地面に下ろしてもいいという許可証でもあります。「私のせいだ」と自分を律してきた時間は、もう十分に役割を終えました。カードが放つ光は、「あなたはもう、十分にやってきたよ」という、宇宙からの温かな承認なのです。
「私のせいじゃないかもしれない」という、心の余白を作る練習
次に「あ、私のせいかも」と心がざわついた時、一度だけこうつぶやいてみてください。「……私のせいじゃないかもしれない」。
たったそれだけで、肺の奥まで新鮮な空気が入り、呼吸が少し楽になるのを感じられるはずです。すべての責任を投げ出すのではなく、ほんの少しの「余白」を自分の中に作ってあげること。その小さじ一杯の肯定が、あなたを縛る鎖を解く、最初の一歩になるのです。
【慈問】
肺の奥まで新鮮な空気が入り、呼吸が少し楽になるのを感じられますか?
あなたの内側から届いた、小さなサインに。
物語を鏡にして見えてきた、あなたの本当の気持ち。
一人で抱えるのが重たくなったときは、
そっと隣で並んで歩かせてください。
言葉にすることで、心は少しずつ呼吸しやすくなります。

