「ああ、人ってそういうものよね」
「執着しないのが一番よね」
……って、言いかけていました。
物事の構造が見えるようになり、大人になったなと思う一方で、
なんだか心が静かすぎて、自分が薄くなっていく気がしたのです。

平和だけど、つまらない
達観って、便利です。争わないし、傷つきにくい。感情の波も小さくて済みます。
でも、怒りも悔しさも「まあいいか」に吸収されてしまう世界は、少し寂しすぎました。波がなさすぎると、海は動きません。私はどうやら、完全な静寂には向いていないようです。
賢くなりすぎる前に
全部わかっている風になるのは、ちょっとつまらない。わからないまま、ちょっとモヤっとしているほうが、なんだか生きている感じがします。
少しくらい、「それは嫌やわ」って言いたい。賢くなりすぎる前に、ちょっとだけ感情を残すことにしました。
未熟なままで、ちゃんと笑う
未熟でいい。少し面倒くさくていい。完全にわかりきらなくていい。
そのほうが、ちゃんと笑える気がします。成熟も大事。でも、「生っぽさ」はもっと大事。
私は今日も、ちょっとだけ揺れながら生きていこうと思います。

あなたの内側から届いた、小さなサインに。
物語を鏡にして見えてきた、あなたの本当の気持ち。
一人で抱えるのが重たくなったときは、
そっと隣で並んで歩かせてください。
言葉にすることで、心は少しずつ呼吸しやすくなります。

