庭にラベンダーを植えていた時期がありました。
風に揺れているなあと思って見たら、そこにミノムシがいました。
しかも、ラベンダーの花びらだけを、一枚ずつ体につけている途中だったんです。
慌てて携帯を取りに部屋へ戻って、また来たら、もう全身きれいな紫色に仕上がっていました。
あっという間に、完成させていた。
(写真、バッチリ撮ったんですよ。)

虫でも、自分で選んでいる
他のミノムシたちは、茶色の枯れた葉っぱや茎で衣装を作っていました。
でもその子だけは、ラベンダーの花びらだけを選んでいた。
しかも色だけじゃない。ラベンダーだから香りもある。乾燥したらポプリみたいになる。
虫でも、自分で好きなものを選ぶんだ。
自分の好きで装うんだ。
なんて素敵なんだろうと思いました。
(虫に励まされて感動したの、初めてでした。)
私の常識が剥がれた瞬間

後になって、人にこの話をしたことがあります。
その時に知りました。誰もが私と同じように受け取るわけではないのだと。
ただの虫。たまたま近くにあった花。そう見る人もいる。
でも私には、その小さなミノムシが大切なことを教えてくれているように見えました。
好きなものを選んでいい。みんなと違う素材で、自分を包んでいい。誰の許可もいらない。
そんなことを、虫に教えてもらった気がしたんです。
(これって、もしかして未来の私からのメッセージだったのかもって今思っています。)
ここで少し、問いを置かせてください。
あなたは今、自分の「好き」で自分を装っていますか。
それとも、誰かの目を気にして選んでいますか。
誰の許可もいらなかった

思えば私は、好きで選ぶことが苦手だったのかもしれません。
人からどう見えるか。普通かどうか。浮かないかどうか。
そんなことを先に考えて、自分の「好き」を後回しにしてきた気がします。
でも、あのミノムシは、そんなことを気にしていませんでした。
他のミノムシにできないこと。考えも及ばないこと。誰の許可もいらないこと。
ただそこにあるラベンダーを選び、自分の衣にしていました。
自由に生きていいんだよ、ということを、虫が教えてくれたのかもしれません。
(動いているものに目がいくのは、これも星が関係しているのかなと思ったりしています。)
今日の気づきはここまで。
どの扉を開けても、そこで出会うのは自分だった。
ラベンダー色のミノムシを見ていたはずなのに、私は自分の「好き」を見つめていたのかもしれません。
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